走る。
先日、組合員の小山さんと、同じく組合員の西ノ園さんが所属する“TEAM発砲・B・ZIN”「ジューゴ」の大千秋楽を観劇した。今回の公演をもって、大勢のファンに夢や力を与え続け、小演劇界を引っ張ってきた“TEAM発砲・B・ZIN”は解散する。
鳴り止まない拍手の中、カーテンコールに出てきた主宰者のきださんが「走り続けなければ劇団ではない」という言葉を言っていた。ずっと走ってきた人の重みのある一言だった。西ノ園さんは「解散の悲しみより、皆んなでここまで来て共に最後を迎えられる喜びの方が大きい」と、とびっきりの笑顔で言っていた。その言葉もまた、お芝居を愛し全力で走ってきた人の熱い言葉であると僕は思う。
あんぽんたん組合は走り始めたばかりだ。今、プレ稽古に集まる役者達にペース配分を考える余裕なんてない。皆、汗や鼻水を垂れ流しながらスタートダッシュをかけている。走っているうちに、汗が涙に、鼻水が鼻血?に、なってしまう時もあるかもしれない…。でも、皆んなお芝居が好きなあんぽんたん達だ。“情熱”だけは誰にも負けないと誰もが自負しているあんぽんたん達だ。筋金入りの“あんぽんたん”目指して、皆んなでがむしゃらに突っ走って行きます。
演出助手・矢澤春樹
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